4.筋骨格系の重要性
成人では約200個の骨が互いに連結して体形をつくります。
この治療は、体形をなす骨格、それを支える筋肉やじん帯がスムーズに働くことを目的とします。
なぜ、筋骨格系のバランスが大事なので しょう?
からだを構造物として見た場合、前後・左右・上下にバランスが取れているのが理想です。
全体的なバランスが崩れ、いわゆる捻れや傾きなどの歪みが起こると、特定の部位に負担が掛かり、その人の弱い場所に症状として現われて来ます。
また、症状として現われていない場合でも、どこかに不調があり、それが筋骨格系の機能の異状として現われることも少なくありません。
例えば、内臓を包む筋膜が不調を起こして、それが横隔膜等を中から引っ張るようなことをすれば、それと連動して、胸郭や脊椎の動きの異常として反映される場合があります。
逆に、筋骨格系の機能障害が内蔵周辺の筋膜の動きを制限し、臓器そのものは悪くないのに調子が悪く感じる場合もあります。
からだの外側と内側は、それぞれ勝手に活動しているのではなく、生命を維持するために協調して働いています。
からだ全体を一つのユニットとして考えた場合、筋骨格系の構造的、特に機能的なバランスは、からだの機能にも大きな影響を与えます。
骨格を支える筋肉や筋膜、じん帯や腱などに過度な緊張・弛緩があると、からだ中を巡る神経や血管、リンパ等の働きにも制限が生じます。
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